日本のプロ野球の投手

日本のプロ野球のペナントレースにおいては、何と言っても投手の質と量が豊富なチームが有利です。野手の場合、全試合出場する選手は何人かいますがピッチャーの場合は無理なため、何人も1軍で通用するレベルの選手が必要なのです。

先発ローテーションを確立するために最低5人は試合を作れるピッチャーは必要です。ただし、5人ですと6連戦の場合に1人が中4日で先発しなければならなくなるため、6人に先発ピッチャーを揃えておく方が余裕のあるローテーションが組めるのです。

プロ野球のペナントレースは3月の末に開幕し、10月の初めまで140試合以上戦いますので、各球団ともこの長丁場を乗り切れる戦力を整えておかねばならないのです。シーズンに入ってから主力投手のけがで戦力ダウンとなったような場合、緊急補強ということでトレードを検討したり、新外国人を獲得したりして補強する例もしばしばあるのです。投手は何人いても困らないとプロ野球ではよく言われます。