日本のプロ野球の順位
プロ野球ファンは贔屓のチームの順位を気にしています。ペナントレースのシステムがセリーグとパリーグの両リーグで順位を争って優勝を争うものですので、一つでも多く勝って他チームよりも高い勝率を維持して戦っていくことが必要になります。
また、勝率を下げないために必要なことは負けないことです。すなわち引き分けも重要になって来るのです。引き分けになる試合は延長12回まで戦いますのでピッチャーも多く使い、疲労が激しくなりますが、そういう過酷な状況を乗り越えて負けないことがペナントを制する条件になって来るのです。
そして各リーグとも3位までに入るとクライマックスシリーズに進出し、そこでは日本シリーズ出場権をかけた戦いが繰り広げられます。ペナントレースで1位になれなくても日本シリーズ出場のチャンスのあるシステムがプロ野球では採用されており、過去にはこのシステムの恩恵を受けて2010年に3位ながら日本一になった千葉ロッテの例もあるのです。